会社概要|薪ストーブ「かぐつち」を京都で販売・製造。家族で暖炉を囲む体験をしませんか?

薪ストーブかぐつちシリーズ
薪ストーブかぐつちシリーズ

会社概要

代表あいさつ

 家暖(いえだん)代表の渡邉充啓(わたなべ みつひろ)です。ホームページをご覧頂きありがとうございます。

 薪ストーブの話の前に、僕の身の上話をさせてください。僕は、京都府綾部市の田舎に生れ育ち高校卒業後、京都市内で公務員をしていました。 京都市内は僕からするととても都会で、仕事と慣れない都会生活に疲れ、本当に浴びるようにお酒を飲み、20歳の時にはアルコールの飲みすぎで脂肪肝とお医者さんに言われたほどでした。そんな生活の唯一の癒しは月に一回1時間自転車を漕ぎ、嵐山に行って森林の中でリラックスする森林浴でした。 自然はやっぱり人を癒やしてくれるんだと、その時身をもって体験しました。 そんな都会生活を過ごしていく中で転機が訪れたのは21歳の時です。

 地元の子どもの居ない親戚の養子に入り、養子先の父親が癌で亡くなりました。 地元の家と田畑を守る立場になったのです。 亡くなる前は仕事の休みの度に地元に戻り、お見舞いに行っていました。 なぜ休みの度に地元に戻って見舞いに行っていたかというと、養子先は実家から徒歩1分ととても近所なので子どもの頃から養子先のお父さんの事は知っていましたが、僕が18歳で都会に出て、大人の男としてちゃんと話した事が少なく、お酒を飲み交わす事も無く、父親との思い出を作りたかったからです。

 お父さんはお医者さんや看護師さん、母親の看病の甲斐なく亡くなってしまいました。 結局、父親とお酒を飲み交わす事は叶いませんでした。 

 もう少しお父さんには長生きしてほしかった、もっと田舎の生き方を教えてほしかった。と、今強く思います。

 お見舞いや葬式で地元に戻ってみると、限界集落の諦めた感じや、希望の無さ、絶望感を感じました。
僕は生まれ育った場所が好きですし、何か田舎にも可能性があるんじゃないかと思い22歳の時に公務員を辞め、地元に戻り、仕事を転々としました。 仕事を転々としながらアンテナを張っている時に2つの出会いがありました。 

 1つ目はYouTubeで知ったペール缶のロケットストーブの制作から、京丹後市でロケットストーブの構造を取り入れた本格的な薪ストーブ【かぐつち】とその開発者の宇野さんに出会えたことです。 YouTubeでペール缶のロケットストーブを知り、何台もペール缶のロケットストーブを作りました。 ロケットストーブが話しのきっかけで地元の色々な人にお会いし、話をして人脈が広がっていきました。 そして、京都の京丹後市でロケットストーブの構造を取り入れた薪ストーブを開発された宇野さんを紹介してもらい、知り合うことができたのです。

 2つ目は、林業との出会いです。 綾部出身で半農半Xの提唱者の塩見直紀さんの講演を聞いたときに、そこで知り合った人たちが林業界の方々が多く、林業について考えるきっかけになりました。 そして京都府立林業大学校に入学し、林業を学びました。 田舎には田畑に森林があります。そして田舎に住む人は田畑でお米と野菜を育てている人が多いです。 つまり食事の自給自足率が高いです。 しかし、エネルギーの自給率について考えると太陽光発電があるくらいで田舎に眠っている森林資源をなかなか活かし切れていないと思います! 

 僕が田舎にこそ薪ストーブを入れて欲しい理由はその活かしきれていない森林資源を使い、暖房器具として使えると共に、調理の熱源としても使ってもらえるという2つの理由があります。

 林業大学校で学びましたが、森林では間伐をして木を間引いていかないと、木の根が張らず土砂災害に繋がる可能性が高くなり、樹木自体も太く成長出来ず、木材としての価値が高まらないという問題が起こります。 薪ストーブに使える薪はどんなに木が曲がっていても、細くても、腐っていたとしても使えます。 樹木で言う劣勢木を活用し森林資源を上手く使い、エネルギー自給率も上げる事が出来るというメリットがあります。

 2つ目は調理の熱源としても使ってもらえるという理由があります。薪ストーブを設置する場所は、リビング等で、家の中の長時間過ごす場所であり、その家で人が会話をする場所に薪ストーブがあります。お父さんが亡くなったことで気が付きましたが、家族はやっぱり一緒にご飯を食べながら最近あった事やニュース、話したい事を話したり、冗談を言い合って仲良くなっていくと思います。僕自身、養子先のお母さんとなるべく一緒にご飯を食べ、食後は話をする時間を意識的に作っています。

 薪ストーブは火の揺らめきを見てリラックスすることもできますし、薪ストーブで色々な料理が出来ます。キッチンにこもり一人で料理せずに、家族全員で火の調節をしながら料理を楽しむことができるのです。そうして家族に会話が生まれ、家と家族が仲良くなれたらという思いから僕は薪ストーブの製造販売を始めました。

 最後になりましたが、家暖という社名は薪ストーブで家を暖めながら、家族も仲良く暖かい関係にもっとなっていってほしい、薪ストーブがそのお役に立ちたいという思いから家暖という社名にさせてもらいました。

 僕は今後、林業も本格的にしていきます。林業会社に正社員として勤めながらこの家暖の仕事もさせてもらっています。誠実に真摯に両方頑張りたいと思っています。至らないこともあるかも知れませんが、末永くどうぞよろしくお願いいたします。
家暖代表 渡邉充啓
掲載準備中

基本情報

会社名家暖
代表者名渡邉 充啓
所在地〒623-1121 京都府綾部市睦合町真野25
電話番号080-2544-3573
営業時間不定休(作業時間はご相談に応じます)
事業内容薪ストーブの製造販売

全国どこでもすべてお任せ!
薪ストーブ設置も承ります

基本的に薪ストーブはお客様に設置まで行っていただいております。
しかし、スムーズに仕上げたい、別の作業に時間を使いたいなどのニーズに合わせて、京都府内を中心に全国どこへでも薪ストーブの設置に伺います。

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